1944年も終わりに近づきドイツの敗北が濃厚になったころ、ベルギーのスモアという小さな村で小競り合いが発生した。米軍は村の南に陣地を構築し、ドイツ国防軍は村の北側に陣取っていた。事件は戦闘が終盤に差し掛かろうとしていた時に起こった。予測されていたことではあったが、ドイツ国防軍テラードクトリン最後の砦であるキングタイガーが出現したのである。キングタイガー、正式にはVI号戦車ティーガーB型、最大180mmの装甲を持ち、主砲は8.8 cmの71口径であり、2.5倍の照準器によって当時の連合軍戦車の全てを破壊する能力を持つ徹甲弾を4000m先まで飛ばすことができる。第二次世界大戦最強といって差し支えないものである。米軍は突然の重戦車の出現により慌しくなり、対戦車兵器が揃うまでの間既存の戦力で時間稼ぎをすることに決定した。歩兵の粘着爆弾攻撃に始まり、レンジャーのバズーカ特攻、果ては105mm榴弾砲による砲撃までを行った攻撃は思いのほかうまく行き、恐ろしいキングタイガーはかなりの痛手を負った。敵は重戦車を失う事を恐れたのか、敵前で後部を晒し戦車を陣地に戻そうとした。止めを刺そうと歩兵やレンジャーがキングタイガーを追ったのだが、敵の歩兵が援護に駆けつけてきてしまった。レンジャーと共に戦車を追いかけた歩兵はそれにより打ち倒されてしまい、レンジャーも残り二人となってしまった。しかしその間に行った攻撃でキングタイガーは撃破寸前になっていた。残り二人になったレンジャーは倒れた仲間のバズーカを受け継ぎ戦車の後面に迫った。一般的に後部装甲というのは戦車にとって弱点であり、非力なバズーカでも十分ダメージを与えることが出来る。そしてキングタイガーはエンジングリルから火を噴き、砲身が曲がり絶対絶命の状態である。二人のレンジャーはバズーカを構え、キングタイガーの後部を狙った。プレイヤーである俺は心の中で叫んだ「撃て、撃ってくれ。レンジャー!」。二人のレンジャーは俺の叫びを受け止め、そのロケット砲を発射した。これによりキングタイガーは撃破されるはずだったが、彼らの発射したロケットはキングタイガーの後部装甲すら貫くことが出来ず沈黙してしまい、次の瞬間には二人のレンジャーもそのバズーカを取り落としていた。こうして恐ろしいキングタイガーは闇に消えうせ、十数分の後にまた前線に姿を現し、米軍将兵を蹂躙したのである。・・・↑この状態で二発撃って撃破失敗はひどいと思うんです。^^ 真面目にやれ!